イギリス・アメリカ・オーストラリアに留学して…留学する時の注意点

語学留学

私は、3回の留学を経験しています。最初はイギリスへの語学留学、2回目はアメリカでの夏期講習、そして最後はオーストラリアへの語学留学です。

それぞれの留学で、成功・失敗がありました。
この記事では、私の留学体験・海外体験から、留学する時のコツについて紹介します。 
留学を考えている人はぜひ役立ててほしいと思います。

なっつるんの留学遍歴

私は、大学生の時イギリスに1か月、大学院生の時アメリカに6週間、30歳を過ぎてからオーストラリアに1か月留学しています。
「短っ!」……と思いますよね(笑)。
「実は海外経験ほとんどない」というのが、私のコンプレックスです(笑)。

大成功だったイギリス留学

イギリスでは、最高のホストファミリーに出会えました。イギリスなのに毎日の料理もおいしかったです。

小さい子が「ねえパパ、遊ぼうよ~」と言っても、「今はナツコがいるから、ナツコと話す時間なんだよ」と言って、家族総出でたくさん話しかけてくれました。

その結果、TOEICスコアが450点から690点に上がるほどの効果を実感できました。

食中毒で死んでたアメリカ留学

アメリカには、語学留学ではなく、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が合同で主催した夏期講習を受けに行きました。

しかし、留学3週間目に、冷凍ピザを食べた時でした。
オーブンで温めなければならない冷凍ピザを、オーブンの使い方が分からず、オーブントースターでカリカリに焼いて食べたところ、夜に40度近い熱が出ました。

アメリカの医療費は高額だと聞いていたので、救急車を呼ぶに呼べず、3日ほど熱に浮かされ……。
熱は下がったものの、その後3週間のアメリカ滞在中はおろか、日本でも2ヶ月くらいお腹が下り続けました(笑)。

最悪の経験…オーストラリア留学

オーストラリアで出会ったホストファミリーは、控えめに言って最悪でした。

宿泊に当たってルールブックを渡され、掃除などが不充分だった場合、厳しく叱責されました。
また、彼らは「宿と食事を提供すればいい」という主義のようで、私とのコミュニケーションは最小限。
私を置いて外出することがほとんどでした。

最後には、あちらの都合で家を追い出される始末。

ホストファミリーのせいとは言い切れませんが、全く英語力の成長を実感できない留学となりました。

留学時に気をつけること

ホームステイ成功に重要なのは「事前の話し合い」

イギリスとオーストラリアでホストファミリーに当たりハズレがあったのは、運の問題だけではないと思います。

イギリス留学時は、「British Reservation Center」というイギリス専門の小さな留学エージェント会社のおじさんと仲良くなり、とことん話し合いました。

一方、オーストラリアに留学する時は、大きなエージェント会社に、ホストファミリーの選定を丸投げしてしまいました。

留学成功のためには、留学前の準備も大事です。
特にホームステイをする際は、日本のエージェントとじっくり話し合って、留学先を決めましょう。

現地の日本人とつるむのは絶対NG

イギリス留学時は、留学先がイギリスの田舎町で、周りに日本人がほとんどいない状態でした。
語学学校にも、日本人がいないわけではなかったのですが、特に親しいわけでもなく。
結果として、ほとんど日本語に触れない日々が続きました。
寂しさのあまり毎晩のように親に国際電話をかけて、電話代がひと月で10万を超えましたが(笑)。

一方でオーストラリアでは、早々に日本人の友達を作ってしまいました。
毎日語学学校には通ったのですが、正直「英語力は1ミリも伸びなかった」というのが実感です。

ある英会話スクールの社長さんは、語学留学を「精神と時の部屋」に例えています。
外界では1日しか経っていないのに、部屋の中では1年分修行できる部屋です(分かる人だけ分かってください)。

精神と時の部屋の中で一生懸命トレーニングすれば、1日で劇的に強くなれます。
しかし、その部屋の中で寝ていたら、強くなるわけがありませんよね。

私のオーストラリア留学は、精神と時の部屋でテレビを見ながらポテチを食べていたも同然だったのだと思います。

それぞれの国の特色と注意

イギリスとアメリカは、もちろんメシはマズいです(2010年現在)。

イギリスでは、「高級レストランでもサラダが凍ってた」とホストマザーが怒ってました(笑)。

アメリカでは、「アメリカ人なら大丈夫だけど、外国人にはムリなレストラン」と、「アメリカ人でもムリなレストラン」があるというアメリカンジョークを、アメリカ人自身が言ってました(笑)。

そして、自炊しようにも、食材も美味しくないんですよね。逆に日本ってすごい。

ただ、イギリスのフィッシュアンドチップスはハズレがないと思います。

また、アメリカは、赤身肉をジューシーに焼くにおいては天下一です。アメリカに行く際にはぜひステーキをおすすめします。ただし数人でシェアすることが前提です(2人がかりでは食べきれませんでした)。

あと、アメリカの外食産業も、現地の日本人に訊けば間違いありません。
現地に知り合いがいない場合は、マックかスタバに行きましょう(笑)。

オーストラリアは、食べ物より、とにかく紫外線が強いのが印象的でした。
当時は、日本の日焼け止めが全く通用せず、現地で日焼け止めを買わないと、太刀打ちできませんでした。

まとめ:大切なのは「出会い」と「本気」

留学成功に大事なのは、ホストファミリーとの出会いだと思います。
そして、ホストファミリーとの出会いには運・不運もありますが、日本のエージェントとの「出会い」も重視すべきだと思います。

そして、本気で英語を学びたいなら、リゾート感覚で海外に行っても意味がないと思います。
限られた時間を有効に使うため、「現地で日本人に会っても英語しか使わない」くらいの気概で臨むことをおすすめします。

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