【2024年最新】英語学習のトレンドを解説

英会話

近年、グローバル化が進み、英語学習の必要性がどんどん高まっています。
外資系企業だけでなく、国内を拠点とする企業でも、即戦力として「英語人材」が求められていますよね。

TOEICを運営している国際ビジネスコミュニケーション協会の調査によると、新卒採用の際に「英語力を考慮する」と回答した企業は57.4%中途採用においては73.9%におよびました。

参考:国際ビジネスコミュニケーション協会「ビジネスで求められる英語力&TOEICの活用実態」

また、ダイジョブ・グローバルリクルーティングが行った調査では、英語力がネイティブレベルの人の平均年収は、英語力のない人の平均年収より約130万円高いという結果が出ています。

参考:ダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社「語学力が年収に与える影響についての調査報告書」

「日本で暮らすぶんには英語なんか必要ない」とはよくいわれますが、英語を身につけているかどうかで、QOLがガラリと変わってしまう可能性があるわけですね。

今回は、英語学習を効率的に進めるために知っておきたい、英語学習の最新トレンドについて紹介します。

英語を学ぼうと思っているけれど、何から始めていいか分からない方、英語を学んでいるけれどなかなかうまくいかない方はぜひ参考にしてください。

2024年の英語学習の特徴とは

近年の英語学習のトレンドとしてピックアップしたいのは、以下の4つのポイントです。

  • AIテクノロジーの導入
  • 加速するレッスンのオンライン化
  • 個々の学習者向けにカスタマイズされるカリキュラム
  • マイクロラーニングの台頭

それぞれ詳しく見ていきましょう。

AIテクノロジーの導入

近年、英語学習に最も大きな影響をもたらしたのが、AIテクノロジーの発達でしょう。

AIの音声認識技術により、アプリ「ELSA Speak」などを代表として、アプリで簡単に発音矯正ができるようになりました。

また、AIの言語処理能力も発達したため、人間相手さながらの英会話の練習をすることも可能になりました。

以下は、オンライン英会話サービス「Cambly」で無料利用できる「Cambly AI」との会話例です。

英会話は口頭で行ったのですが、私の発言内容を、音声レベルでは正確に認識しているようですよね。
応答もある程度的確です。

これほどのサービスが無料で提供されるほど、AIを利用した英語学習が一般化しているということですね。

加速するレッスンのオンライン化

英会話のレッスンは、2024年前から、通学型よりオンライン型が主流になりつつありました。

それに加えて、2020年に始まったコロナ禍の影響もあり、英語コーチングなどの学習サービスも、オンライン完結で提供されるようになりつつあります。

個々の学習者向けにカスタマイズされるカリキュラム

近年は、一人の講師が多数の生徒に対して行う集団型の授業より、個別型のレッスンが増えています。

提供されるサービスの内容も、英語コーチングなど、それぞれの学習者の学習目的や弱点に合わせて、カリキュラムをオーダーメイドする傾向が強くなっています。

AIアプリを使用した英語学習でも、アプリが学習者に最適な学習法を割り出し、自動的にカリキュラムを組むケースが多くなっています。

マイクロラーニングの台頭

従来の英語学習は、30分程度のまとまった時間を設けるのが一般的でした。

しかし、社会人の多くが英語を必要としている近年、「スキマ時間」を利用する英語学習が求められています。

そのため現在は、5分~10分で完結するミニレッスンを細切れに行う「マイクロラーニング」が英語学習で大きな位置を占めています。

最新!おすすめ学習ツール

ここでは、英語学習の最新トレンドに焦点を当てて、おすすめの英語学習ツールを紹介します。

  • Duolingo
  • レシピー
  • Hello Talk

それぞれ、英語学習のゲーミフィケーション、オンライン×オフラインのハイブリッド型学習、言語交換という観点から、注目したいアプリです。

Duolingo

最新の英語学習事情としておさえておきたいのが、英語学習のゲーム化(ゲーミフィケーション)です。

例えば、アプリ「Duolingo」では、学習を完了すると「ジェム」が付与されたり、答えを間違えるとライフを失ったりと、ゲーム的要素が組み込まれています。

子どもだけでなく、大人も英語学習を「楽しむ」のが現在のトレンドです。

レシピー

「レシピー」は、単語学習と英語学習に加えて、「読む・書く・聞く・話す」英語4技能のすべてを鍛えることができる言語学習プラットフォームです。

アプリを使ったオフラインの自主学習と、先生とのオンライントレーニングを組み合わせて利用されます。

このような、オフライン×オンラインの「ハイブリッド型学習」というスタイルは、学校などの英語教育現場でも広まりつつあります。

Hello Talk

「Hello Talk」は、英語を教えたい英語話者と、日本語を教えてたい英語学習者がつながれる「言語交換」プラットフォームです。

無料で利用することができるため、お金をかけずに英語を学びたいという人は積極的に利用するのもよいでしょう。

ただし、言語交換プラットフォームは、出会い目的の人(特に男性)が集まる傾向が強いです。

言語交換プラットフォームを利用する時は、本名を掲載せず、顔写真も掲載せず、現在地・居住地も非公開にするなど、基本的な使い方を把握してから臨みましょう。

最新英語学習法を実践!

それでは、最新の英語学習法を具体的にみていきましょう。
私はAI英会話アプリ「スピークバディ」を利用しています。

スピークバディの基本カリキュラムは、1回15分程度で完結します。

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15分の学習時間を確保できない場合は、それぞれの「モード」を細切れに行うことも可能です。

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これは、短時間で完結するミニレッスンを細切れに行う「マイクロラーニング」の一例といえます。

また、スピークバディでは、「バディチャット」や「トピック別AI英会話」で、自由度の高い英会話を楽しむことができます。

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AI相手の英会話なので、肩ひじを張らずに気軽に臨むことができますし、オンライン英会話のように予約をする必要もありません。

そして、超・飽き性の私が3ヶ月も続けられているのはある意味「奇跡」です。

おわりに

英語学習の方法は、特に忙しい社会人向けに、どんどん効率化されています。
それと同時に、英語学習を挫折せず継続できるように、モチベーションを維持できるように、様々な工夫がなされています。

英語学習の根幹となるメソッド自体も、第二言語習得論や脳科学の専門家が監修を行い、確実に英語レベルをアップさせるよう設計されています。

英語を効果的に身につけたいなら、最新技術・最新の手法を、英語学習に取り入れてはいかがでしょうか。

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